MPSロゴ 「変換番長PRO」で使えるディスクイメージの作り方 トップページに戻る
ぶっちゃけ、「RaSCSI」で使えるディスクイメージを作るの項目で、各種エミュレータを使ってディスク
イメージを作り、それを変換番長PROのファイル名仕様に合わせれば大抵事足りるんですが、せっかく
専用ツールがあるので紹介していきます

あまり知られていない?ことですが、クラシックPC研究会の変換番長の項目、内蔵(外付)タイプの下の方に
「さりげなく」イメージファイル作成ツールという項目があります(意外と存在を気づかれていない)

そこから[HddImageFileMaker-v1.0.0.0.zip]というアーカイブをダウンロード&展開し、[HddImageFileMaker.exe]
というファイルを実行すると、Windows10が「これ、なんか怪しいファイルなので!実行ブロックしました!」と
おせっかいを焼いてくれますが、これ大丈夫なファイルです




「イメージファイル種類選択」
→.HDIファイル(PC98用エミュレータAnex98用ファイル)

設定できるパラメータが作りたい容量とSCSIかSASI+SxSI IDかだけの「全部おまかせモード」
PC-98の場合、PC-9801-92以降のジェネリックなタイプのSCSIボードで使用できます(SASIは使用できません)

このモードで設定できる項目は「ディスクイメージの容量設定」「SCSI/SASI選択」「SCSI/SASI ID」のみ
→.HDSファイル(X68エミュレータWinX68用プレーンファイル)

ディスクパラメータを細かく設定する場合はこちらのモード。全項目が設定可能だが設定内容を理解しないと
変換番長PROのSCSIエミュレーションが変な挙動を起こすので注意

PC-98のSASIを使う場合は
SASI/容量40MB/セクター長256バイト/ID0 + ダミーファイル設定
(「ベアメタル版」でPC-9801のSASIディスクを使う参照)

PC-9801-55ボードで使う場合
SCSI/容量128MBまで(BIOS上は400MBまで)/セクター長512バイト/SCSI-IDは随時
インクワイヤ・メーカー名はNEC、装置名は自由、リビジョン番号も自由

お好みの容量を定義する場合は、セクタ数・ヘッド数・シリンダ数を自分で計算する必要があります
PC-9801-92系ボードだとヘタにパラメータを固定すると誤動作の原因になるので使わない方がいいです

各パラメータの詳しい説明は公式ページの変換番長PROのマニュアルをご覧ください