FB98-26II(ビジュアル版)取扱説明書 | トップページに戻る |
付属品一覧 | |||
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FB98-26II変換基板 | FB98-VFO2接続用小基板 (FB98-26II本体に装着済み) | ||
34ピン信号ケーブル(17cm) | 取り扱いの手引書(本書) |
FB98-VFO2ケーブル |
FB98-AdVFOアドオン基板(基板とケーブルのセット) |
メインボードから生えている専用電源コネクタ。採用機種は PC-9801B/B2・PC-9821B-MATE・初代X-MATEくらいまで |
特定機種専用電源ケーブル(左)と市販の汎用ケーブル(右) 黄(橙)色が12Vで赤が5V、黒が接地となっている |
1:まずPCのカバーを開け、ファイルベイにHDDやCD-ROMが付いている場合はケーブル ごと取り外します |
2:先に添付されている34ピンフラットケーブルを増設側ドライブに電源ケーブルと 共に取り付けます |
ご注意: 添付されている34ピンフラットケーブルは両方ともコネクタがピンタイプなので、5インチ フロッピードライブなどカードエッジタイプのコネクタには、対応したケーブルか別売りの 「FB98-IDCEDGE」変換アダプタを取付けたうえで接続してください。電源ケーブルも形状 が合わない場合は適時変換してください(電源ケーブルに関しては上記を参照してください) PC-98用一部フロッピードライブ(FD1158C/FD1231T/MPF-520/OSD-Uなど)は俗にいう 「反転ケーブル」仕様になっているものがあります。ケーブルを逆接するとフロッピー ドライブや本体の故障の原因になりますので、その辺の仕様がよく分からない場合は使用 しないでください。なお、PC/AT互換機用ドライブは使えません |
3:フロッピードライブ側の信号ケーブルを取り外します。取外すケーブルは1ドライブ側 (大体は上側)です。2ドライブ側(下側)のケーブルは取り外さないでください |
4:「FB98-26II」基板の中央部にスライドスイッチがあり、これが「1」になっているか 確認します(標準搭載ドライブが1台の意味) |
7:PC-98を起動してFORMAT.EXEやWindowsでちゃんと2 ドライブ認識されていれば成功 です。増設側は内蔵扱いになる為2DDのアクセスやフォーマット・ブートが可能です |
1.44MB対応に関しては、26ピン側に3モードを制御する信号線が来ていない為(厳密には1ドライブ分 しか来ていない=標準側で使用)、回転数変更を伴う機械式のドライブでは使用できませんが フロッピーエミュレータなど回転数が関係ないドライブでは読み書きブートフォーマット可能です 34ピン側に1.2MB/640KB対応のみの2モードドライブが接続されていてもシステム側には「3モード」 として通知されますが1.44MBのフォーマットは出来ませんのでご注意ください(システム側の仕様) |
※標準3.5 インチ1台+増設1台構成の場合での「VFOケーブル接続用小基板」の扱い この構成では特に必要のないものなので、付けたままでも取り外しておいても特に問題ありません |
標準3.5 インチ2台+増設1台以上の構成で使用できるフロッピードライブ |
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フロッピードライブ側にVFO回路を持つもの→NECのFD11○○Dシリーズ 3.5インチ=FD1135D/FD1137D/FD1138D 5 インチ=FD1155D/FD1157D/FD1158D →別売りの「FB98-VFO2ケーブル」が必要です |
その他、内部VFO回路を持たないフロッピードライブやフロッピーエミュレータ →別売りの「FB98-AdVFOアドオンボード」が必要です(VFO基板とケーブルのセット) |
7:標準添付のVFO信号用小基板について | |
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増設側ドライブがFD11○○Dシリーズの場合は標準添付の VFO信号引き回し用小基板にFB98-VFO2ケーブルを取り 付けます |
ドライブがFD1155D/FD1157Dの場合は「RDジャンパ」を VFO有効(2側)に切り替える。他のドライブは各自で設定を 調べてください |
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増設側ドライブがVFO回路を持たないドライブの場合、標準添付の小基板を取り外し FB98-AdVFOアドオンボード+添付ケーブル(FB98-VFO2同等品)を取付けます |
VFO小基板の取り付け方などはFB98-VFO2/FB98-AdVFOのマニュアルをご覧ください |
8:PC-98を起動してFORMAT.EXEやWindowsでちゃんと3 ドライブ(以上)認識されて いれば成功です。増設側は外付け扱いになる為2DDのアクセスはできますが、通常は ブートやフォーマットはできません(特殊なソフトウェアを使えば一応はできます) |
1.44MB対応はPC-98の仕様で3台目・4台目に関してはシステム的に強制的に1.2MB専用に 固定されるため、フロッピードライブだろうがエミュレータだろうが1.44MBに関しては 標準ではアクセスすらできません。ただし、こちらも特殊なソフトウェアを使えば一応 読み書きできますが、フォーマットとブートは無理です |