FB98-FDSP3 EX補足事項 | トップページに戻る |
接続したフロッピードライブを認識しない(FORMAT.EXEで増設ドライブが見えない) |
1:FB98-FDSP3 EXに電源は繋がっていますか? ⇒ 電源供給時にはLEDが点灯します(赤または青) 2:フロッピードライブ・エミュレータに電源が供給されていますか? ⇒ エミュレータの場合インジケータが点灯するので分かります、フロッピードライブの場合は、ドライブに フロッピーディスクを入れて、ドライブに耳を当て、モーターが回っている音がすれば給電されています ※モーター制御が有効になっている場合は一定時間後にモーターが止まってしまうので、モーター制御 ディップスイッチ設定を変更するか、PCの起動直後にドライブの音を聞いてください 3:そのフロッピードライブ・エミュレータはFB98-FDSP3 EXに接続する前に別の環境で動いて いましたか? ⇒ 動作しない原因の切り分けは重要です 4:PC/98モードの設定と実際に接続されているドライブのタイプ・ケーブルが一致していますか? ⇒ 98モードの場合、ストレートケーブル+98用ドライブまたは98用に設定されたフロッピーエミュレータ PCモードの場合PC/AT用のドライブを使用してください (98用ドライブとの大まかな見分け方は、ドライブ番号指定ジャンパピンがあるか・ないか、です) 5:コネクタがしっかり奥まで挿さっていますか? ⇒ 「1MB FLOPPY DISK」コネクタにFB98-FDSP3 EXを奥まで挿し込み、左右のクリップで固定してください 6:その他 ⇒ 製造元にお問い合わせください。こちらの製品は出荷時に全数動作確認をしております |
フロッピードライブ/エミュレータのデータが読めない・ブートしない | |||
1:そのフロッピードライブ・エミュレータはFB98-FDSP3 EXに接続する前に別の環境で動いていましたか? ⇒ 動作しない原因の切り分けは重要です 2:フロッピーディスク・エミュレータのデータは無事/正常ですか? ⇒ 動作しない原因の切り分けはやっぱり重要です。別の環境で確認できればいいのですが・・・ 3:PC/98モードの設定と、実際に接続されているドライブのタイプ・ケーブルが一致していますか? ⇒ 不一致でもたまにシステムに認識されちゃっている場合があります。もう一度組合せの確認を 4:実はこっそり1.44MBのフロッピーディスク(データ)が紛れ込んじゃっていませんか? ⇒ FB98-FDSP3 EXで1.44MBを扱うには大変です。取り扱い方が分かる人以外は触れないほうがいいでしょう 5:記録密度切替スイッチ(2HD/2DD/AUTO)が「2DD」(下段)になっていませんか? ⇒ 「1MB FLOPPY DISK」コネクタは、名前通り標準状態では2HD/1.2MBしか読書きすることができません 「AUTO」で2HD/2DDモードを自動切替しますが、信号タイミングによってはうまく切り替わらないこと があります。システムが現在どのモードで動いているかは常時点灯LEDで判断することができます (青:2HD/赤:2DD)、赤と青が交互点滅している状態はシステムとフロッピーのモードが一致してません 点滅が止まらない場合は「2HD」(中段)にスイッチをスライドしてモードを2HD固定にしてください 2:「のっぺらボード」を使用しているのに、2DDからのブートが出来ない ⇒ これはFB98-FDSP2の問題というより、PC-98とのっぺらボードの相性問題になります
これは説明するのが難しいので福田さんのページをご覧ください→ レトロゲーム漫遊記 ※この問題はフロッピーエミュレータ黎明期の頃からの問題ですが、今は解決しているのでしょうか? 総じて、外付けフロッピーポートで2HD/1.2MB以外を取り扱うのは面倒くさいということです |
MS-DOSのフロッピーモードを2HDから2DDに切り替えるプログラム ⇒
PC98FD(R2DD.COM) Vector FB98-FDSP3 EXのスイッチを2DDに切り替えてから組み込む。2HDとのモード切替を自動でやってくれる わけではなく、全てにおいて手動、面倒くさい!しかにこれに代わるドライバーはメーカー製外付けフロッピー ドライブなどに添付されていた物を除くと他に選択肢が無い |
外付けフロッピードライブで2DDでフォーマットするプログラム ⇒
FLSLT2DD Vector 外付けフロッピードライブを内蔵扱いに偽装して、フォーマットプログラム(FORMAT.EXE)をダマして?2DDも フォーマット可能にする常駐プログラム。実はDOS内部のモードを2DDにしてくれるわけではなく、あくまでも 「内蔵扱いに偽装」しかしてくれない(元々F/Aのファイルスロット機器用に作られたプログラムなので) |
外付けフロッピードライブで2DDでフォーマット・ブートするプログラム ⇒
EXT2DDBT (PC-9821およびDOS/Vソフトウェアのページ こと 「まりもさんのページ」) 上のFSLOT2DDのIPLware版、IPLwareかOSFDIPLWare/FD-IPLWareを別途ご用意ください 外付けフロッピードライブを内蔵扱いに偽装して2DDフォーマットを可能にしたほか「のっぺらボード」動作対 象外である3モード対応機でも疑似的に2DDフロッピーブートを可能にします ただし偽装できるのは1ドライブ目だけで、2ドライブ目はブートもフォーマットもできません(切替は可) |
外付けフロッピードライブで1.4MBで読書きできるようにするプログラム ⇒ Vector BIOS144 内蔵ドライブが1.4MBをサポートした比較的新しいPC-98向け EDOS144 内蔵ドライブが1.4MBをサポートしない古いPC-98やEPSON98互換機向け 2HD/1.2MBと2HD/1.4MBの違いはハード的なもの(360回転か300回転か)と、ソフト的なもの(1024byte/sec か512byte/secか)の違いで、転送レート自体は同じ500kbpsなので、そのソフト的な部分の差異を吸収して 1.44MBをアクセスできるようにするプログラム。こっちは2HD/1.2MBと2HD/1.4MBを自動的に切り替えて くれる(フロッピードライブの回転数などハード的な切り替えは手動ですることが必要) FB98-FDSP3 EXで1.4MBを扱うには3モードアクセス対応フロッピードライブを接続した上で98モード PCモードとも「AUTO」か「2HD」にスイッチを切り替えて、1.4MB切り替えボタンを押してLEDを点灯させ MS-DOSでドライバを組み込むだけでOK。あとは切り替えボタンをON/OFFするだけで1.4MB/1.2MBの フロッピーディスクを読み書きできる。ただし1.4MBのブートできない (MS-DOS標準のDISKCOPYコマンドで1.4MBのフォーマットとディスクコピーはできる) ちなみに機械的回転数切替を伴わないフロッピーエミュレータの場合は組み込むだけでOK |
モード切替こぼれ話? 日電機は互換性をガチガチに意識している故に、内蔵と外付けでフロッピー信号的に差異がほとんど無いにも 関わらず、外付け扱いになった途端にBIOS的に2HD/1.2MBしか使えなくなる(これは8インチフロッピーI/F PC-9801-15と互換性を取ったためともいわれる。外付け50ピンに2HD/2DD切り替え信号が出ていない) 仮にハードウェア的に帳尻を合わせる(VFO回路を2DDモードにする)でも、I/Oポートのほうも2DDモードに してあげないと2DDの読み書きはできない。ブートまでもっていくには更に1クッション必要 エプソン機はその辺はかなりフランクで、エプソン機独自の「ターミナルFDDモード」なるエプソンPC自体を 「外付けフロッピードライブ化してしまう」モードや外付VFO回路的に2HD/2DDの密度切り替えの帳尻を合わ せてあげれば小細工無しに2DDからでもシステムブートできるようです(全ての機種で有効かはわかりません) 日電機は前述のとおり外付けで2DD対応は「のっぺらボード」や「EXT2DDBT」など小細工が必要です ちなみにBIOSの手の及ばないWindows95以降ではハードウェア的な帳尻を合わせてあげれば外付けフロッピー 接続で2DDだろうが1.2MBだろうが1.4MBだろうが読み書きできます(でもNT系になると1.2MB固定になる) |