MPSロゴ PM-DOCE98/DOP取扱説明書(グラフィカル版) トップページに戻る
この度はPC-98DO+専用内蔵SASIインターフェース変換&マウント基板「PM-DOCE98/DOP」を
お買い上げいただきありがとうございます

この基板は、NECのPC-9801&PC-8801ハイブリッド機である「PC-98DO+」の内蔵SASI-HDDスペースに
SxSIエミュレーションテクノロジーである「RaSCSI Adapter Lite」または「変換番長」を内蔵し、
SCSIボードで埋まりがちな貴重な1つしかないCバススロットを開放することができます
(内蔵SASIインターフェースを使用できるのは98モードのみとなります、88モードでは使用できません)

この変換基板の他に

あいぼむプロダクツ 製
「RaSCSI Adapter Lite」+RaspberryPI3
変換番長画像
クラシックPC研究会 製
「変換番長シリーズ」+コンパクトフラッシュ
のどちらかが必要になります。別途ご用意をお願いします

付属内容物一覧
PM-DOCE98/DOP基板本体1個固定用スペーサー4個
超短50pinフラットケーブル1個固定用ネジ(M3)9個
アクセスLED用信号ケーブル1個簡易取扱説明書(本書)1個
別途用意するもの
あいぼむプロダクツ製「RaSCSI Adapter Lite」ご使用の場合
「RaSCSI Adapter Lite」本体
「Raspberry PI3」
「microSDカード」
「ペリフェラル4ピン電源分岐ケーブル」
(Ainexの「D2-1501B」やサンワサプライの「TK-PW72」など)
 
クラシックPC研究会製「変換番長シリーズ」ご使用の場合
「変換番長」本体(初代・PRO)
「コンパクトフラッシュ メモリカード」


組み込み方法~「RaSCSI Adapter Lite」で使用する場合
1:まずPC-98DO+の筐体カバーを開けます。Cバススロットの上、電源ユニット寄りの場所に本来の
SASI-HDD(PC-98DO/P-35)を取り付け、固定する金属製の”ツメ”が2つありますので、このツメを
マイナスドライバーなどで軽く広げてください

2:続いてPC-98DO+のフロッピー2ドライブ側に接続されている電源ケーブルを取り外し、用意したペリフェラル 4ピン電源分岐ケーブルに接続し、片方を元のフロッピードライブに、もう片方はフリーにしておきます

3:PM-DOCE98/DOP変換基板にスペーサーを取り付けます。基板上に「RaSCSI Adapter Lite」と書かれている 所と枠線があります、その外周側のネジ穴に「RA」と書かれたものがありますので、そこに裏側からネジを通し、 指で押さえながらスペーサーを仮固定します。その後、スペーサーを指やペンチでつまみながらプラスドライバーで しっかりとネジを締めます。スペーサーに取り付けるネジは変換基板側の4本だけです

4:続いて「RaSCSI Adapter Lite」(以下:RaSCSI)の準備をします。まずRaSCSIにRaspberry PI3を
取り付けます。続いて変換基板に付属の超短50pinケーブルをRaSCSIのコネクタに取り付けます。
なお、RaSCSIに付属しているネジ類は使用しません

5:変換基板をPC-98DO+に組み込みます。コネクタ類が密集している側の左右に”くぼみ”があります
このくぼみに「1:」で広げたツメを差し込み、前方にスライドさせ基板を差し込みます。そしてPC-98DO+の
電源ユニット側にぶら下がっているどこにも接続されていない34pinコネクタ(これが内蔵SASIインターフェース
コネクタです)を変換基板のコネクタに接続します。ついでにアクセスLEDケーブルを白いコネクタに接続します

6:RaSCSIを変換基板に取り付けます。先に超短ケーブルをコネクタに接続します、続いて残りのネジ4個を使って RaSCSI基板を固定します。超短ケーブルのたわみの影響でRaSCSIのネジ穴位置が若干ズレるので、反対側から指で 押さえながらネジ穴位置を合わせつつドライバーでネジを固定してください

残った最後のネジを変換基板のコネクタ類が密集している所から見て右下にあるネジ穴に差し込み基板自体を固定し ます。うまくネジ穴が合わない場合は、フロッピー2ドライブの電源コネクタを若干持ち上げつつ、基板をスライド させてあげるとうまくネジ穴が合うと思います(※見やすくするためにRaSCSIを外して撮影しています)


7:「2:」でフリーになっていたもう1つのペリフェラル電源コネクタをRaSCSIに接続します。続いて変換基板に
先ほど接続したアクセスLED用ケーブルをRaSCSIの「ACT LED」と書かれているヘッダピンに取り付けます、
極性は黒:赤、ですが、PC-98DO+のアクセスLEDが点灯しない場合は逆に取り付けてみてください
(逆接しても故障の原因にはなりません)

8:PC-98DO+の本体ディップスイッチSW2-6をOFF(内蔵固定ディスク使用)にします

9:RaSCSI(この場合はRaSCSI Adapter Liteの方ではなくGIMONS氏が開発されたSxSIエミュレーター
ソフトウェアのほうのRaSCSIを指す)の設定を行います
この部分はPM-DOCE98/DOPとは直接関係ない部分なのでここでの説明は割愛させていただきます

10:PC-98DO+を98モードのフロッピーディスクで起動し、FORMAT.EXEなどで「固定ディスク」の表示が確認できれば、 PM-DOCE98/DOP+RaSCSI Adapter Lite組合せでの内蔵SASIインターフェースが動いています、成功おめでとうございます!
組み込み方法~「変換番長(PRO)」で使用する場合

1:まずPC-98DO+の筐体カバーを開けます。Cバススロットの上、電源ユニット寄りの場所に本来の
SASI-HDD(PC-98DO/P-35)を取り付け、固定する金属製の”ツメ”が2つありますので、このツメを
マイナスドライバーなどで軽く広げてください

2:続いてPC-98DO+のフロッピー2ドライブ側そばに、バンドで束ねられた本来のSASI-HDD用
電源ケーブルがありますので、これをバンドから外して広げておいてください

3:PM-DOCE98/DOP変換基板にスペーサーを取り付けます。基板上に「HENKAN BANCHO」と書かれている 所と枠線があります、その外周側のネジ穴に「BA」と書かれたものがありますので、そこに裏側からネジを通し、 指で押さえながらスペーサーを仮固定します。その後、スペーサーを指やペンチでつまみながらプラスドライバーで しっかりとネジを締めます。スペーサーに取り付けるネジは変換基板側の4本だけです

4:続いて「変換番長」の準備をします。変換番長にPM-DOCE98/DOPに付属の超短50pin
ケーブルをコネクタに取り付けます

5:変換基板をPC-98DO+に組み込みます。コネクタ類が密集している側の左右に”くぼみ”があります
このくぼみに「1:」で広げたツメを差し込み、前方にスライドさせ基板を差し込みます。そしてPC-98DO+の
電源ユニット側にぶら下がっているどこにも接続されていない34pinコネクタ(これが内蔵SASIインターフェース
コネクタです)を変換基板のコネクタに接続します。ついでにアクセスLEDケーブルを白いコネクタに接続します

6:変換番長を変換基板に取り付けます。先に超短ケーブルをコネクタに接続します、続いて残りのネジ4個を使って 変換番長を固定します。超短ケーブルのたわみの影響でRaSCSIのネジ穴位置が若干ズレるので、反対側から指で 押さえながらネジ穴位置を合わせつつドライバーでネジを固定してください

残った最後のネジを変換基板のコネクタ類が密集している所から見て右下にあるネジ穴に差し込み基板自体を固定し ます。うまくネジ穴が合わない場合は、フロッピー2ドライブの電源コネクタを若干持ち上げつつ、基板をスライド させてあげるとうまくネジ穴が合うと思います(※見やすくするために変換番長を外して撮影しています)

7:「2:」で広げておいたSASI-HDD用電源コネクタを変換番長に接続します

変換番長のアクセスLEDコネクタは、変換番長・変換番長PROとも標準状態ではパターンだけになっており、
ヘッダピンをユーザーでハンダづけする必要があります。ピンをハンダづけしてあげれば、後はPM-DOCE98/DOP
に付属のアクセスLEDケーブルを接続してあげれば、PC-98DO+のHDDアクセスLEDを点灯させることができます

8:PC-98DO+の本体ディップスイッチSW2-6をOFF(内蔵固定ディスク使用)にします

9:変換番長の設定を行います
※変換番長(旧版)/変換番長PRO(新版)の各種付属マニュアルをご覧ください

この部分はPM-DOCE98/DOPとは直接関係ない部分なのでここでの説明は割愛させていただきます

10:PC-98DO+を98モードのフロッピーディスクで起動し、FORMAT.EXEなどで「固定ディスク」の表示が確認できれば、 PM-DOCE98/DOP+変換番長の組合せでの内蔵SASIインターフェースが動いています、成功おめでとうございます!
PM-DOCE98/DOPをPC-98DO+で使用する際の制限事項

PC-98DO+で内蔵SASIインターフェースを使用する場合は、SASIというハードディスクインターフェースの
規格上、最大認識容量は40MBまでとなります

またSASI規格ではハードディスクは最大40MBが2台まで接続できることになっておりますが、PC-98DO+の内蔵
SASIインターフェースは2台設定を行っても1台分しか認識されません

PM-DOCE98/DOPやRaSCSIや変換番長の制限というより、PC-98DO+の内部的な制限ですね

そういう仕様なので、40MB以上の容量を使いたい場合はディスクイメージの動的な切替で対応してください

謝辞
PC-98DO+のSASIインターフェース・ピンアサインの原案となった「ASAYAN-TOWN」のあさヤン 様
https://www.asayan-town.com/

内蔵用RaSCSI変換基板である「RaSCSI Adapter Lite」を開発された、あいぼむプロダクツ 様
http://products.aibom.net

変換番長ほか、クラシックPCに応用の効く色々な周辺ハードを開発されている クラシックPC研究会 様
https://classicpc.org/

そして「RaSCSIテクノロジー」というクラシックPCにとって一番の悩みの種であるストレージ問題の
解決に大革命を起こした「GIMONS DEVELOPER WORKS」のGIMONS 様
http://retropc.net/gimons/index.html

この場を借りてお礼を申し上げます