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「RaSCSI」で使えるディスクイメージを作る | トップページに戻る |
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SASI形式の場合、選べる容量は 10MB 20MB 40MB の3種類 |
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SCSI形式の場合、選べる容量は 10MB~4096MB まで |
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SCSI MO形式の場合、選べる容量は 128MB 230MB 540MB 640MB の4種類 |
各種ディスクイメージの作成 上のテストイメージデータ作成では、下記のようにザックリと40Mで作ってしまいましたが SASIディスク形式やMOなどはサイズが決まっているので、この通りにはできません (逆にSCSIディスク形式は結構融通が利きます) dd if=/dev/zero of=scsiimg0.hds bs=1M count=40 ※SCSIディスクイメージ方式で、容量40MBで作成の場合 ディスクイメージは従来はXM6 TypeGなどの各機種用エミュレータで作るのが定番でしたが、実際には これらディスクイメージは実際にはただのベタデータなので、Linux標準のdd コマンドで作れます ただし、全てddでOK というワケではなく、SCSIボードのディスクパラメータ取得で数値が取得できないなどの 「相性」により、この方法で作ったイメージファイルが仮想SCSIディスクとして認識されないことがあります そういう場合には従来どおり、各種エミュレータを使ってディスクイメージ作成してRaspberry PIに 転送してください SASI形式(10M/20M/40M) ハードディスクのセクタサイズは一部の例外を除いて512バイト/セクタなので、512バイト×nn倍でディスク イメージを作ります。欠点はセクタサイズを小さくするとイメージ作成に少し時間がかかること。40MB程度なら 特に問題にはなりませんが、1GBとかの大容量を512バイト単位で作ろうとすると大変な時間がかかります RaSCSIのディスクイメージが収められているディレクトリで、以下のコマンドをファイル名の部分だけ アレンジしてコピー&ペーストしてください SASI 10MB(10,441,728 バイト) dd if=/dev/zero of=sasi10m.hdf bs=512 count=20394 SASI 20MB(20,748,288 バイト) dd if=/dev/zero of=sasi20m.hdf bs=512 count=40524 SASI 40MB(41,496,576 バイト) dd if=/dev/zero of=sasi40m.hdf bs=512 count=81048 ※SASI-HDDでの動作確認環境が無い為、これで本当にディスクとして認識されるかどうかは分かりません MO形式(128M/230M/540M/640M) MOはハードウェアセクタ方式で640MBを除き512バイト/セクタと決まっています (640MBのみ2048バイト/セクタ) 元々RaSCSIでのMOサポートは、イニシエイターモードサポートのRaSCSIアダプタでMO メディアからの イメージ吸出しをしたファイルを取り扱うためにサポートされたようなものなので、わざわざイメージデータを 作るという意義があるのかは疑問ですが、一応書いておきます MO 128MB(127,398,912バイト) dd if=/dev/zero of=mo128m.mos bs=512 count=248826 MO 230MB(228,518,400 バイト) dd if=/dev/zero of=mo230m.mos bs=512 count=446325 MO 540MB(533,248,000 バイト) dd if=/dev/zero of=mo540m.mos bs=512 count=1041500 MO 640MB(635,600,896 バイト) dd if=/dev/zero of=mo640m.mos bs=2048 count=310352 各種、容量が結構大きいのでイメージデータ作成に時間がかかります |