ArdSCSino/BlueSCSI V1とは「TNB製作所」のたんぼ氏が開発したArdSCSino(Arduino UNOベース)をzato氏が
STM32F103C8T6(通称BluePill)に移植しArdSCSino-stm32となり、GitHubにオープンソースハードウェアと
いう扱いで公開したものをEric Helgeson氏が主に海外のApple Macintosh/AMIGAメインに据えて再改良した
新世代SCSIエミュレータです(なかなか複雑な経緯ですね)
まぁRaSCSIに続く日本から海外に広がったオープンSCSIハードウェアプロジェクトです(開発開始はArdSCSinoのが先?)
公開・頒布終了した「変換番長PRO」「RaSCSI」の後継となるべく、現在すごい勢いで改良が進んでいます
日本発のプロジェクトですがBlueSCSIのほうが改良速度が早いので、最近はBlueSCSIのソースを国産PC向けに
ローカライズしてArdSCSinoにするのがメインです
(SCSIボードによってはBlueSCSIのファームウェアのままでも動くことが多くなってきた)
現在BlueSCSIはRaspberry PI Picoを使用したV2にメインを据えていますが、国産機での動作実績があまりよくない?
BlueSCSI V2のリリースに伴い従来のBluePillを使用したBlueSCSIは「V1」として表記しています
当サイトでは
・ArdSCSino→国産PC(PC-9800/X68000/etc)に対応したもの
・BlueSCSI V1→海外産PC(Apple Macintosh/AMIGA/etc)に対応したもの
・・・として名称を使い分けています(根っこの部分は一緒)。同じSCSIという規格でありながらBlueSCSIの
ファームウェアを書き込んだシールドをPC-9801に挿しても動かないことが多いんですよね(特に古いSCSIボード)
・ArdSCSino(原案)
TNB製作所/たんぼ氏
http://tnb216.html.xdomain.jp/ (Twitter)
・ArdSCSino-stm32(BluePill-STM32版)
zato氏 GitHub
https://github.com/ztto (Twitter)
・ArdSCSino_TEST98(旧名:ArdSCSino_98SASI)
なお氏
yukkurizのメモ帳 (Twitter)
※PC-9801のSASI接続に特化したArdSCSinoカスタムファームウェア。独自ドライバでCDやMOをマウント・使用できる
(実際にCD/MO物理ドライブをどう接続するかはユーザーの腕に任されています)
・ArdSCSino Plus
TOMO氏
レトロなPCとか (Twitter)
ArdSCSino/BlueSCSI V1とは使用するマイコンが異なる(STM32F4)が、今最も勢いがあるArdSCSinoの派生
NHD/HDI形式ディスクイメージマウントやSDカードのMOエミュレートなど色々な機能が追加されています
詳しくはリンク先参照
・BlueSCSI
Eric Helgeson氏 GitHub
https://github.com/erichelgeson
(Twitter)
(mastodon-こっちがメイン)
BluePillを使用したBlueSCSI V1はファームウェアの開発を終え、現在はRaspberry PI Picoを使用したBlueSCSI V2を
主力に展開しています。V1に比べ速度は格段に向上しましたが、前述のとおり国産機での動作実績が不明瞭です
・BlueSCSIポータルサイト
BlueSCSI
https://scsi.blue/
(Twitter)
(mastodon-こっちがメイン)
ArdSCSinoのポータルサイト・・・?そんなものは無いです。ある意味ココがポータルサイトだ!(自虐)
このサイトでは、主にArdSCSino+PC-98系での使い方を説明していきます
ArdSCSino+X68000やBlueSCSI+Apple系は各自で調べて対応してください
(気持ち程度は触れるかもしれませんがメインではありません)