FB98-VFO2/FB98-AdVFO設置方法 トップページに戻る
Project M.P.S FloppyBase98(FB98)シリーズ
FB98-26II/FB98-34II/FB98-FCC対応拡張フロッピードライブ増設ケーブル&アドオン基板
FB98-VFO2/FB98-AdVFO  取扱説明書
このケーブル/アドオン基板は、FB98-26II/34II/FCCでフロッピードライブを3台以上増設する際に必要になるケーブル(基板)です
NEC PC-9801-87やLogitec LFA-19などCバス外付けフロッピーボードの8ピンコネクタにも対応しています
(その他メーカーのフロッピーボードにも対応しているはずですが接続保証はできません)

対応フロッピードライブ
FB98-26II/34IIの標準添付小基板およびFB98-FCCを使う場合
fd1155d
NEC FD11○○Dシリーズ(ドライブ内にVFO回路内蔵)
・5.25インチフロッピードライブ → FD1155D/FD1157D/FD1158D
・3.5インチフロッピードライブ → FD1135D/FD1137D/FD1138D

FB98-26II/34II専用VFOアドオンボード「FB98-AdVFO」の場合
FB98AdVFO
フロッピーエミュレータを含む「PC-9800シリーズで動作実績のある」
34ピン接続3.5インチ/5.25インチ全フロッピードライブ
(PC/AT互換機用ドライブはお使いいただけません)

ピン数が26ピンまたはケーブルタイプがFFCのドライブなどは
別途適切に34ピン汎用タイプに変換する必要があります
ピン接続タイプのフロッピードライブはコネクタ1ピンの方向にご注意ください
逆に接続するとフロッピードライブや本体の故障の原因になります

設置方法
vfocon_normal 1:FB98-26II/34II/FCCの対応機種に準じます
Cバススロットのそばに8ピンのこのようなコネクタがあります

PCIバス搭載機の場合拡張カードを抜かないとアクセスしづらい
のであらかじめカードを抜いておいてください
vfocon_pci
fd1155_drivein 2:このコネクタに添付のケーブルを差し込んでください
差し込みが固いので力を入れてギュッと押し込んでください
差し込み不足ですと動作不良の原因になります
fb9826_all 3A:標準添付小基板への接続の場合

FB98-26II/34IIから小基板を取り外します。ついていない場合は
あらかじめ用意しておいてください

FB98-VFO2ケーブルコネクタの片方を小基板のコネクタに取り付けます
fb98advfo 3B:FB98-AdVFOアドオン小基板の場合

FB98-26II/34IIから標準添付小基板を取り外します
FB98-AdVFOにFB98-VFO2ケーブルコネクタの片方を小基板の
コネクタに取り付けます

FB98-34IIの場合、電源コネクタをフロッピードライブ直結から変換基板
経由に差し替えてください(FB98-AdVFOに電源供給が必要なため)
fb9826_all 4:コネクタの接続が終わりましたら、基板中央部のスイッチを「2」
(標準ドライブ2台の意味)に切り替えて小基板をFB98-26II/34IIに
戻します

※小基板を付けたままだとスライドスイッチの操作がやりにくいです
fb9826_all 5:
標準添付小基板+VFO内蔵ドライブでFD1155D/FD1157Dの場合
RDジャンパピンを2(右側)に挿し替えてください

その他ドライブのVFO有効・無効設定は各自で調べてください

FB98-AdVFOアドオン小基板の場合は、好きなフロッピードライブ
(エミュレータ)を接続してください
floppymode 6:MS-DOS 6.2以前のFORMAT.EXEの「接続状況」にて
フロッピィディスク#1(内蔵)
フロッピィディスク#2(内蔵)
フロッピィディスク#3
と表記されていれば接続成功です。Windows95以降の場合には、
3.5インチ2台と5インチ1台(以上)のフロッピーディスクアイコンが
表示されていればOKです
注意事項:
・2DDフロッピーでのフォーマット及びシステム起動はできません(読み書きはできます)
・8ピンケーブルは根元が弱いので、基本的に一度挿したらむやみに抜かないでください
どうしても抜く必要がある場合は、ケーブルの根元を一気に掴み、慎重に引き抜いてください


FB98-FCCで使用する場合(FB98-VFO2ケーブルのみ)

適切なフロッピー用ケーブルを使用することにより、NECのVFO搭載フロッピードライブ(FD115xD/FD113xD系)及び
PC-98用の外付けフロッピードライブを使用することができます

FB98-FCCで使用する場合に限っては、対応機種は初代FELLOWやフルタワー型を含むA-MATEとMULTI・CanBe「以外」の
すべての機種で使用できます(8ピンコネクタさえあれば、ファイルベイの有無に左右されないので)

手順1・2を行ったあと、もう片方のコネクタをFB98-FCCに接続してください

FB98DrvSel
8ピンコネクタにケーブルを差し込んだ後すぐ隣に信号切替ジャンパピン
が2つありますので、それを切り替えてください
2つジャンパがありますがなるべく両方一緒の位置に移動してください

8ピンコネクタからのドライブセレクト信号を  
INT DSx:内部からのドライブセレクト信号で割り当てる(デフォルト)
VFO回路あるなしに関わらず、多くの98対応フロッピードライブが
使用できる。ただし外付けフロッピードライブなど別途VFO信号を
必要とするものは動かない可能性があります。内部の別のドライブで
信号が使われている場合は使用不可

8ピンコネクタを接続しない場合は必ずこちら側に設定してください
コネクタ未接続状態ではドライブを認識できなくなります  
 
EXT DSx:8pinコネクタからのドライブセレクト信号を割り当てる
内蔵外付け問わず、別途VFO回路を持たないドライブは使用できません
(FD11xxD系使用や別途VFO回路を通してフロッピーケーブルに繋ぐ)

それ以外のドライブ及び外付けフロッピードライブを使用する場合は
選択して下さい。外部VFO回路は弊作「FB98-FDSP2 Lite」を
オススメします
 

8ピンコネクタからのドライブセレクト信号を有効にした場合は、VFO回路を持たないフロッピードライブや
フロッピーエミュレータは一切接続できなくなります(30ピン・26ピンコネクタも使えません)

VFOあるなし両方のドライブを使用したい場合(または最大4台繋ぎたい場合)は、FB98-FCCに
フロッピーケーブルを接続する前に分岐させて、そちらのほうにVFO無しドライブを接続してください


メーカー製外付け1MBフロッピーボードで使用する場合

FB98AdVFO
このケーブルはメーカー製フロッピードライブ外付け用1MBフロッピーボード
(8ピン接続コネクタがあるもの)で使うことができますが、元々端のフロッピー
ドライブまで伸ばすことを想定されているため、Cバスすぐそばに接続すると
ケーブルが大きく余ります

使用する場合はケーブルを束ねることをお勧めします

使えるボードですが手持ちボードではPC-9801-87とLFA-19で確認して
いますが。恐らくほかのボードでも使用できると思います(未確認)